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メンバーに関心を持つ

(今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓)


 

先日、上質世界というお話をしましたが、上質世界というのは選択理論心理学的に言うと、人は生まれながらにして5つの基本的要求を持っていると言われています。

生存の要求とか愛所属の要求とか力の要求。そして自由の要求と楽しみの要求。この5つの要求というのがあって、それぞれ要求の強さは人によって異なります。それは違いであって間違いではないので、高いからいいとか低いから悪いとかそういうことではありません。特徴です。上質世界とは、例えば頭の中でもっとこうしたいなあしたいなと何かしらイメージすることってありますよね?それがまさに上質世界です。イメージ写真のようなものが無数に頭の中で広がっている。それを選択理論心理学では上質世界と言っているわけなんです。


それを満たすために、手に入れるために、人は日々行動を選択していると言われていますが、リードマネジメント(選択理論を活用したマネジメント手法)という観点から言うと、部下にとってその上質世界、イメージ写真の中に上司であるあなたが入っているかどうかということなんです。入っていなかったらそもそもあなたの話なんて聞かないですよ。むしろ顔も見たくないとか話もしたくないとか、めんどくせえ上司だなって思われていたら、どんなにいいことを言ったって響かないですよね。響かないから強制的に動かそうとして、もっと人間関係が壊れていく、ハッとする人も多いんじゃないでしょうか?


でも今日お話ししたいのは、上質世界に関連することなんですけど、そもそもですよ?そもそもマネージャーである自分自身にとって、部下の方々、メンバーの皆さんが上質世界に入っているかどうかってことです。例えば大なり小なり組織をマネジメントしている立場、部下が5人いたとしたらその5人が全員自分にとっての上質世界に入っているかどうか?いかがでしょうか??その時点で入っていないという方がいたら、そもそもそれだったら部下の上質世界にだってあなたが入るわけないですよね。その関係性である以上、なかなかリードマネジメントは進まないんじゃないかと言われています。やっぱりまずは自分がやること!自分がコントロールできることは自分の思考と行為のみですから、メンバーの上質世界に自分を入れてもらうなんてことは、自分ではコントロールできないです。だからまずは自分ができることからやるんです。


皆さんいかがですか?ちゃんとメンバーに関心を持ってますか?メンバーの家族構成とか興味あることとか休みの日にどんなことやってるのかとか、関心持ってますか?分かってますか?理解できてますか?ここが意外と本当に仕事人間と呼ばれる方って、もちろん仕事でいかに成果出すかということにこだわってるから、それは素晴らしいんですが、そのご自身の考え方をメンバーにも求めて、メンバー本人やその人が関心を持っていることに関心を持たないっていうこと、持てていないということはよくありますよね。


例えばお互いにSNSでフォローしていれば日頃の発信を通じて「◯◯さんは、〜が好きなんだ」とか「なるほど、意外だった!」とか。そういう発見って当然得られます。でもそんなことに関心を寄せずに、仕事の中での会話しかしていないようだったら、やっぱり壁ができてきますよね、 どこかね。やはりそんな関係だったら、なかなかこのリードマネジメントを実行していくことって難しいかなと思いますので、まずはメンバーの上質世界に入れてもらう前に、自分自身の上質世界にメンバーを入れましょう。というお話を今日はさせていただきました。これは非常に大事なことだと思いますからぜひ実践してみてください。まずは関心を持ってみましょう、相手に関心を持ちましょう。


それでは、今日も元気にがんばローズ🌹




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