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執筆者の写真岩田紫苑

トークイベント 御花印帳 酒井幸奈様

こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。


先日は「花と緑の社会実験室soe!」の特別研究会にご参加いただき、ありがとうございました!ゲストに、御花印帳の企画を立ち上げた酒井幸奈様をお招きし、soe!主宰の青木と対談形式で、トークイベントを開催しました。





トークのテーマは、「御花印帳で花業界を盛り上げ地域活性化を目指す!」


静岡県静岡市にアトリエ「atelier uqina(アトリエユキナ)」を構える幸奈さん。

代表作であるボトルフラワーのレッスンやワークショップなどの開催で盛り上がるなか、コロナ禍に突入。

レッスンのキャンセルが続き、アトリエの閉店や、スタッフの解雇を考えざるを得ない状況だった、と当時を振り返ります。なんとかそれらを回避したい。

その一心で始めた起死回生の策が、この「御花印張」の企画だったそうです。



スタッフとのランチミーティングにて、幸奈さんがふと「鉄印帳の旅がしたい…」と口にしたことが、事の始まり。「御朱印」集めのように、全国各地のローカル線で集められる「鉄印」を巡る旅のことで、「これでお花バージョンが出来たらいいよね!」という、たわいもない会話から生まれたそうです。



その後すぐに、近くの生花店に電話をし、背中を後押ししてもらい、企画書を練って中身を構築していったのが、2020年の秋。それから、2021年1/16にはクラウドファンディングにて資金集めをスタート。わずか2か月間で、総支援額 1,319,280円のご支援を頂いたそうです。そして、御花印帳を形にしてくれる印刷会社を1件ずつまわり、ついに5/20御花印帳が販売になります。


さらに、コロナ禍にもかかわらず、御花印帳の加盟店舗は、45店舗に増え、

静岡県だけでなく、長野県、大阪府、山口県、愛媛県、熊本県にも広がりをみせています。


御花印は、お花屋さんによって様々。写真を印刷したポストカードタイプのもの、イラストのなかに押し花をあしらったもの、イラストの上手なフローリストが手書きしたものなど。

お花屋さん巡りをしたお客様が、積極的にSNSで発信してくれるため、店舗のPRにもなっているとか。

さらに、お客様は、御花印帳を片手にご来店されるので、お花屋さんのほうも声をかけやすく、会話が弾むきっかけもなるそう。





幸奈さんは最後にこう振り返ります。

「皆さんに巡ってもらうことで、お花屋さんはもちろん、地域の飲食店など、様々な場所で売上の底上げが出来れば、と思っています。これからの目標は全国展開!もっと加盟店を増やしていきたいです。将来は御花印帳を片手に、旅行先でお花屋さん巡りができるようになったら嬉しいですね。」


最近では神社と連携し、御花印と御朱印がセットになったコラボ印を始めたり、新たな動きをみせています。使い方やアイデア次第で、様々な可能性を秘めている御花印帳。今後の展開も、楽しみです。


ご参加の皆さま、ありがとうございました。


来月のオープンイベントは、4/12。ゲストに、AFRICA ROSEの田中秀行様をお招きします。次回の開催もお楽しみに!

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