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M&Aについて誤解していたかも



こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。


さて、今日はM&Aについてお話ししたいと思います。

僕は過去M&Aについてどこかマイナスのイメージを持っていました。はっきりとした理由はわかりません汗 ただ単になぜか攻撃的なイメージを持っていて、それを会社として実施していくことが、どこか腰が重たかったという印象を抱いていたのは事実です。ただ最近になってそのイメージがガラッと変わりました。これは建設的に考えれば「なるほどな」ってわかっていただけると思うのですが、その背景についてまずお話しします。


改めて僕がいうことではないですが、もう時代的に日本の人口がこれから増えていくというのは、正直かなり難しいですよね。なので、日本というマーケットだけ見ていたらその規模はどんどん縮小していくのは明白です。そんな中全国に花屋さんは約15000店舗あると言われていますが、その店舗数は減少傾向にあります。コロナきっかけというか、コロナが決め手となって閉店をしたとか、そういう話も耳にします。それと元々の経営者の高齢化問題・後継者問題これがあったわけです。


ただ、これは花業界だけの話ではなくあらゆる業界で起きている社会問題ですね。

じゃあ、その問題をどうやって解決していくのか?と考えた時に「M&A戦略」というのは、一つ効果的な戦略になりうるのではないかなと考えるようになりました。


というのもお花屋さんだけで見ると、家族経営や個人で経営されている方が多い、いわゆるスモールビジネスです。でもやっぱりお花屋さんが街にあると街が豊かというか文化を感じられるというか、飲食店さんと近い印象です。人の生活の中に溶け込んでいるビジネスだと思うので、僕は街に必要なビジネスだと考えています。


もし仮に10万人の街が2つあったとして、1つの街にはお花屋さんが10店舗ある。もう1つの街はお花屋さんが1店舗しかなかったとすると、おそらく10店舗花屋さんがある街の方が、文化レベルが高いというか、住んでいる方の生活が豊かなんじゃないかなと確信を持っています。なので花屋さんは街に必要なんです。


でも、その花屋さんが経営困難に陥って存続が危ぶまれたとしたら、まず閉店だけは避けたいですよね?街に花屋さんがなくなってしまうという事態だけは避けたい。そうなった時にM&Aを用いて、例えば経営母体自体は○○グループの一員になるけど、実際その街でお花屋さんという実店舗を運営するのは○○フラワーショップという、元々ずっと地元にあるお花屋さん。そうすることで街に花屋さんを残すことができる。そうすることで、その街の人の生活の豊さを維持することができるんじゃないかと考えるようになりました。


また、そのように経営母体を1つにすることで、多くの花屋さんが苦手とするバックオフィス業務を効率化し、より効果的な経営体質にしていくことも可能なんじゃないかなとも思ったりしています。


フローリストの方が最もやりたい仕事というのは、やはりお花に直接触れている仕事です。その世界に生きています。このような戦略を用いることで、その時間を今よりも多く生み出すこともできるはずです。


で、M&Aといえば忘れてはならないのが「ソフトバンクグループの孫正義さん」。

で、僕も知らなかったので調べてみたんですが、孫さんがM&Aをする上での哲学があるそうで、それは「同志的結合」。意味としては「同じ志を持つもの同士が一緒になることで、互いの強みを最大限に発揮することができる」だそうです。これを知った時に素晴らしいなーと思いました。あっ、だからソフトバンクのM&Aは成功しているのか!と理解できました。


経営者の理念、ここに一貫した戦略を撮っているのが成功の秘訣だと思いましたし、「やり方よりも在り方」ここが大事だと思いました。他の企業を取り込む!ではなく、一緒に成長していきましょうね!という考えがソフトバンクのM&Aの礎にあることが学べて大変勉強になりました。


もし、もしですよ。今後自社でM&A戦略を取り入れることがあったとしたら、この考え方はTTP(徹底的にパクる)します!


それではみなさま、今日もがんばローズ🌹


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