こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。
先週あたりから、少しずつ気温があがり、春が待ち遠しくなってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
現在JOUROでは「虹ノアトリエ」いう花業界専門のオンラインサロンを運営しています。
ありがたいことに、サロンメンバー数は400名を超えてきました。皆様、日々精力的に活動されているため、サロンメンバーさんの活動をレポートさせてください。
本日ご紹介するのは、フラワーデザイナーとしてご活躍の北川ゆかりさん!
生花店で働きながら、独立を視野にいれ、ご自身でオンラインショップの運営をされています。
SNSでは、大人かわいいアレンジメントの数々。
生花店での経験は5年ほどだそうですが、友人知人を通して、リピーターのお客様やお任せで、とオーダーするファンも多いそう。前編では、お花が好きになったきっかけや、独立に向けた経緯を伺いました。
ゆかりさんがお花を好きになったきっかけは何でしたか?
父と祖父が、生け花をやっていました。家の庭でも、ガーデニングをしていて、休日はいつも一緒に園芸店に連れていってもらって。庭にお花を植えて、育てて、部屋の中に飾っていたので、幼少期からお花は身近な存在でした。その経験が無ければ、今お花を好きにはなっていなかったかもしれませんね。
大人になり結婚し、家をでてからは、お花とは疎遠になり…ふと、「部屋にお花がない…!」と気づいたんです。
今まで、自宅にあったものが、お花屋さんや園芸店で買わないと飾れないんだ、と改めて思いました。
でも、実際にお花屋さんに行くと、色とりどりのお花があり、種類も豊富。どうやって選んでいいのか分からず、戸惑ってしまったんです。さらに、祖父と父がいないため、どうやって飾ってよいのかも分からずじまい…。
お花の飾り方の本を買って、勉強するうちに、もっともっとお花のことを詳しく知りたい、学びたい。そう思っって、NFD(日本フラワーデザイナー協会)に入り、資格を取得しました。
その後、アパレルメーカーに併設しているお花屋さんで4年働き、現在は仏花の組み方やお花屋さんの歴史などを学ぶため、老舗の生花店で1年ほど働いています。
ありがとうございます。幼少期の原体験があったからこそ、大人になり、どんどんお花に魅了されたんですね。
現在、老舗の生花店で働きながら、独立しようと思ったのはどうしてですか?
今のお店は、仏花の組み方やお花屋さんの歴史を学ぶために働き始めました。1年経ち、一通り理解も深まり、スキルも磨けたというものあります。また、「お客様が求めているクオリティの少し上を提供できれば、それで良い。」という考えのある職場なので、自分自身、違う場所に身を置きたいなと思った時に、独立しようと思いました。
今年の秋ごろには独立しようと思っていて、その前段階として、今はオンラインショップを運営しています。
転換期だったんですね。オンラインショップでは、どのような商品を販売されていますか?
一番のおすすめは、定期便です。頻度は、月1回もしくは2週間に1回のご提供。
今、この時期に一番輝いている旬のお花を束ね、お渡しすることができるのでお勧めですね。ありがたいことに、ブーケやアレンジメントのオーダーを頂ける方の9割はお任せで!と言ってくれます。
凄いですね!お客様と信頼関係が築けているのですね!
私のアレンジメントを受け取った方が、他の方にプレゼントする時に頼んでくれたりして、
どんどん人脈が広がりました。お誕生日のお祝い、結婚祝い、開店祝いなど、贈り物としてオーダーしてくれる友人知人も多いですね。
素敵なお客様との繋がりですね。オンラインショップ名の「fleur.et.lumiere」に込めた想いも教えてください。
「fleur.et.lumiere」は、私の娘の名前をフランス語に変換したものです。独立すると、当たり前ですが、お花の仕入れから配達作業まで、自分1人で対応しなければならない。物理的に、娘2人と遊んだり、話したりする時間も少なくなってしまいます。私の仕事を、娘たちにも理解してもらわないといけないので、今後のことも話しました。独立しても、今後親密な親子関係を築いていきたい、という気持ちを込めて、「fleur.et.lumiere」と名付けました。でも、この間、このことを思春期の娘たちに話したら「お母さん、重いっ!」って激しくつっこまれてしまったんですけどね(笑)
中学生ぐらいだと、そんな時期ですよね(笑)
親子のほほえましいエピソードを聞くことができて、私もほっこりです…!
後編では、花材選びや色合わせで意識していることや、ゆかりさんの作品の人気の秘密を紐解きます。
▶︎フラワーデザイナー北川ゆかりさん
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